この項では、DBMS_SQLPA
パッケージを使用して変更後のSQLパフォーマンス・データを収集する方法について説明します。
注意:
データベース・リンクを介して別のテスト・システム上でSQL文をリモート実行する場合、このプロシージャをコールするリモート・ユーザーは、DBMS_SQLPA
パッケージに対するEXECUTE
権限を持っている必要があります。
変更後のSQL試行を作成するには、次の手順に従います。
「APIを使用した変更前のSQL試行の作成」で説明されているパラメータを使用して、EXECUTE_ANALYSIS_TASK
プロシージャをコールします。
execution_name
パラメータには必ず別の値を指定してください。また、execution_type
パラメータに同じ値を使用することで、変更前のSQL試行と同じ方法を使用して変更後のSQL試行を作成することを強くお薦めします。
注意:
Oracle Exadataシミュレーションを実行する場合、最初にCELL_SIMULATION_ENABLED
タスク・パラメータをTRUE
に設定してください。詳細は、「APIを使用したExadataシミュレーションの分析タスクの構成」を参照してください。
次の例は、システム変更後に行われたファンクション・コールを示しています。
EXEC DBMS_SQLPA.EXECUTE_ANALYSIS_TASK(task_name => 'my_spa_task', - execution_type => 'TEST EXECUTE', - execution_name => 'my_exec_AFTER_change');
変更後のパフォーマンス・データを構築したら、「SQL試行の比較」で説明する比較分析を実行して、変更前のSQL試行と変更後のSQL試行を比較します。
関連項目:
DBMS_SQLPA.EXECUTE_ANALYSIS_TASK
ファンクションについては、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。