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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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12.6.13 ワークロード・リプレイに関する情報の削除

指定したディレクトリ・オブジェクト内の1つのワークロード・リプレイまたはすべてのワークロード・リプレイのいずれかの取得データを削除できます。「ワークロード・リプレイに関する情報の取得」で説明されているように、削除された情報は、GET_REPLAY_INFOファンクションを使用して取得できます。

または、リプレイ・データをディスクから永続的に削除する選択もできます。これを行うと、削除されたデータは取得できなくなります。

ワークロード・リプレイに関する情報を削除するには、次の手順を実行します。

  1. 次のパラメータのいずれかを使用して、DBMS_WORKLOAD_REPLAY.DELETE_REPLAY_INFOプロシージャをコールします。

    • replay_id: リプレイ情報を削除するワークロード・リプレイのIDを指定するパラメータ。このパラメータは、1つのワークロード・リプレイの情報を削除する場合に使用します。

    • replay_dir: ディレクトリ・オブジェクトの名前を指定するパラメータ(値の大/少文字は区別されます)。このパラメータは、指定したディレクトリ・オブジェクト内のすべてのワークロード・リプレイの情報を削除する場合に使用します。

  2. デフォルトでは、ワークロード・リプレイに関する情報を削除しても、そのデータはディスクからは削除されません。

    ディスクからリプレイ・データを削除し、削除されたデータを取得できないようにするには、permanentパラメータの値をTRUEに設定します(デフォルト値はFALSE)。

例12-3 ワークロード・リプレイに関する情報の削除

次の例に、ワークロード取得に関する情報と、jul14という名前のリプレイ・ディレクトリ・オブジェクトのワークロード・リプレイ試行の履歴に関する情報を削除する方法を示します。リプレイ・データはディスクから削除されないため、「ワークロード・リプレイに関する情報の取得」で説明されているように、GET_REPLAY_INFOファンクションのコールにより取得できます。

BEGIN
  DBMS_WORKLOAD_REPLAY.DELETE_REPLAY_INFORMATION (replay_dir => 'jul14');
END;
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