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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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19.6.7 パッケージ・アプリケーションの依存列のマスキング

次の手順では、データ・ディクショナリに関係が定義されていないパッケージ・アプリケーションでの、列間でのデータのマスキング方法について説明します。

パッケージ・アプリケーションの依存列をマスキングするには:

  1. 「データ検出およびモデリング」へ移動して、パッケージ・アプリケーション・スイートのメタデータ・コレクションを使用して、新しいアプリケーション・データ・モデル(ADM)を作成します。

    メタデータ収集が完了してから、新しく作成されたADMを編集します。

  2. 参照関係を手動で追加します。

    1. 「参照関係」タブから、「アクション」メニューを開き、「参照関係の追加」を選択します。

      「参照関係の追加」ポップアップ・ウィンドウが表示されます。

    2. 必要な親キーおよび依存キー情報を選択します。

    3. 「列名」リストで、親キー列に関連付ける依存キー列を選択します。

    4. 「OK」をクリックして、参照関係をADMに追加します。

      これで、新規依存列が参照関係リストに表示されます。

  3. 機密列の検出を実行します。

    機密列の検出が完了したら、検索ジョブによって検出された列を確認し、必要に応じてそれらを機密または非機密としてマーク付けします。

    機密としてマークされているとき、検出されたすべての機密列は、親と、親の他の子の列にも機密としてマーク付けします。このため、すべての関係を含むADMを最初に作成することをお薦めします。デフォルトでは、またはドライバの実行後、ADMが非正規化された関係を含むことはできません。これらは手動で追加する必要があります。

    機密列の検出の詳細は、手順6を参照してください。

  4. 「データ・マスキング」へ移動して、新しいマスキング定義を作成します。

  5. 新しく作成したADMを選択して、「追加」をクリックしてから「検索」をクリックして、このADMの機密列を表示します。

  6. 検索結果に基づいて列を選択し、選択した列のフォーマットをインポートします。

    Enterprise Managerで、プライバシ属性に準拠するフォーマットが表示されます。

  7. フォーマットを選択し、スクリプトを生成します。

  8. マスキング・スクリプトを実行します。

    Enterprise Managerでは、生成されたスクリプトがターゲット・データベースで実行され、指定した列すべてがマスキングされます。