マスキングのみを使用してパフォーマンスを評価するには:
「データ・マスキング定義」ページで、分析するマスキング定義を選択してから「ジョブのスケジュール」をクリックします。
「データ・マスキング・ジョブのスケジュール」ページが表示されます。
ページの上部に、必要な情報を指定します。
スクリプト・ファイルの場所は、マスキング・スクリプトに関係し、これには「マスク前およびマスク後スクリプト」で作成したマスキング前およびマスキング後スクリプトも含まれます。
「暗号化シード」セクションで、暗号化に使用するテキスト文字列を指定します。
このセクションは、「置換」または「暗号化」フォーマットを使用するマスキング定義にのみ表示されます。シードは、暗号化/ハッシュベースの置換APIによって使用される暗号化キーで、マスキングがランダムではなく、より決定的になります。
「ワークロード」セクションで次を実行します。
必要に応じて、「SQLチューニング・セットのマスク」オプションを選択します。
機密データを含むSQLチューニング・セットを使用してパフォーマンスを評価する場合、セキュリティ、データベースとデータの整合性および適切な評価結果の生成のために有効です。
必要に応じて、「取得ファイル」オプションを選択して、取得ディレクトリを選択します。
このオプションを選択すると、ディレクトリのコンテンツがマスキングされます。取得ファイルのマスキングは、データベースと一貫した状態で実行されます。
「マスキングによるSQL計画の変更の検出」セクションで、「SQLパフォーマンス・アナライザの実行」オプションを選択解除します。
作成したマスキング前およびマスキング後スクリプト(手順2参照)は、すでにアナライザを実行しているため、このオプションを有効にする必要はありません。
資格証明およびスケジュール情報を指定して、「発行」をクリックします。
「データ・マスキング定義」ページが再表示され、データ・マスキング・ジョブが正常に発行されたことを示すメッセージが表示されます。
データベースのマスキング中に、AWRバインド変数データが削除され、機密バインド変数のテスト・システムへの漏洩を防止します。
ジョブが正常に完了してから、「SQLパフォーマンス・アナライザのタスク」列のリンクをクリックして、実行された分析タスクおよび計画の変更、タイミングなどを示す試行比較レポートを表示します。