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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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11.2 APIを使用したデータベース・ワークロードの事前処理

この項では、DBMS_WORKLOAD_REPLAYパッケージを使用して取得したワークロードを事前処理する方法について説明します。また、「Enterprise Managerを使用した単一のデータベース・ワークロードの準備」で説明されているように、Oracle Enterprise Managerを使用して取得済ワークロードを前処理することも可能です。

取得済のワークロードを処理するには、次の手順に従います。

  • PROCESS_CAPTUREプロシージャを使用します。

    BEGIN
      DBMS_WORKLOAD_REPLAY.PROCESS_CAPTURE (capture_dir => 'dec06');
    END;
    /
    

    この例では、dec06ディレクトリに格納されている取得済ワークロードが事前処理されます。

    この例のPROCESS_CAPTUREプロシージャでは、必須パラメータcapture_dirを使用します。このパラメータは、事前処理する取得済ワークロードが含まれているディレクトリを指定します。

ヒント:

取得したワークロードを事前処理したら、テスト・システムでリプレイできます。詳細は、「データベース・ワークロードのリプレイ」を参照してください。

関連項目:

  • DBMS_WORKLOAD_REPLAYパッケージについては、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。