この項では、DBMS_WORKLOAD_REPLAY
パッケージを使用して、既存のワークロード取得から取得サブセットを生成する方法を説明します。取得サブセットの詳細は、「取得サブセット」を参照してください。
既存のワークロード取得から取得サブセットを生成するには、次の手順に従います。
GENERATE_CAPTURE_SUBSET
プロシージャを使用します。
DBMS_WORKLOAD_REPLAY.GENERATE_CAPTURE_SUBSET ( input_capture_dir IN VARCHAR2, output_capture_dir IN VARCHAR2, new_capture_name IN VARCHAR2, begin_time IN NUMBER, begin_include_incomplete IN BOOLEAN DEFAULT TRUE, end_time IN NUMBER, end_include_incomplete IN BOOLEAN DEFAULT FALSE, parallel_level IN NUMBER DEFAULT NULL);
input_capture_dir
パラメータを、既存のワークロード取得をポイントするディレクトリ・オブジェクト名に設定します。
output_capture_dir
パラメータを、新しいワークロード取得を格納する空のディレクトリをポイントするディレクトリ・オブジェクト名に設定します。
new_capture_name
パラメータを、生成する新しいワークロード取得の名前に設定します。
任意指定の他のパラメータを適宜設定します。
これらのパラメータの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。
この例では、ディレクトリ・オブジェクトrec_dir
の既存のワークロード取得からpeak_wkld
という取得サブセットをディレクトリ・オブジェクトpeak_capdir
に作成する方法を説明します。取得サブセットには、ワークロードの取得の開始から2時間(または7,200秒)から3時間(または10,800秒)のワークロードが含まれています。
EXEC DBMS_WORKLOAD_REPLAY.GENERATE_CAPTURE_SUBSET ('rec_dir', 'peak_capdir', 'peak_wkld', 7200, TRUE, 10800, FALSE, 1);
関連項目:
GENERATE_CAPTURE_SUBSET
プロシージャの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。