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Oracle® Database Testingガイド
12cリリース1 (12.1)
B71349-07
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14.2.5 ワークロード・インテリジェンス・レポートの生成

ワークロード・インテリジェンスのレポートを生成するには、GenerateReportプログラムを使用します。GenerateReportは、ワークロード・インテリジェンスの結果を示すレポートを生成するJavaプログラムです。ワークロード・インテリジェンスのレポートは、ワークロード内のパターンを示すHTMLページです。

GenerateReportプログラムでは、次の構文を使用します。

java oracle.dbreplay.workload.intelligence.GenerateReport -cstr connection_string -user username -job job_name -top top_patterns -out filename

java oracle.dbreplay.workload.intelligence.GenerateReport -version

java oracle.dbreplay.workload.intelligence.GenerateReport -usage

GenerateReportプログラムでは、次のオプションをサポートします。

  • -cstr

    ワークロード・インテリジェンスが実行に必要な情報と中間結果を格納するデータベースへのJDBC接続文字列を指定します(例: jdbc:oracle:thin@hostname:portnum:ORACLE_SID)。

  • -user

    データベース・ユーザー名を指定します。ユーザーには、ワークロード・インテリジェンスを使用する特定の権限が必要です。

    適切な権限を持つデータベース・ユーザーの作成方法の詳細は、「ワークロード・インテリジェンスのデータベース・ユーザーの作成」を参照してください。

  • -job

    ワークロード・インテリジェンスのジョブを一意に識別する名前を指定します。

  • -top

    レポートに示すパターン数を示す数値を指定します。パターンは、様々な基準で(実行回数、データベース時間および長さ)でソートされており、定義した上位の結果数のみが表示されます。この値の指定は任意ですが、デフォルト値は10です。

  • -out

    レポートが格納されるファイルの名前(HTML形式)を指定します。この値の指定は任意ですが、デフォルト値には、-jobオプションで指定したジョブ名が使用されます。

  • -version

    GenerateReportプログラムのバージョン情報を示します。

  • -usage

    GenerateReportプログラムのコマンドライン・オプション情報を示します。

例14-5に、GenerateReportプログラムを使用し、ワークロード・インテリジェンスのレポートを生成する方法を示します。

例14-5 ワークロード・インテリジェンス・レポートの生成

java -classpath $ORACLE_HOME/rdbms/jlib/dbrintelligence.jar:
$ORACLE_HOME/rdbms/jlib/dbrparser.jar:
$ORACLE_HOME/jdbc/lib/ojdbc6.jar:
oracle.dbreplay.workload.intelligence.GenerateReport -job wijobsales -cstr
jdbc:oracle:thin:@myhost:1521:orcl -user workintusr -top 5 -out wijobsales.html