この項では、DBMS_WORKLOAD_REPLAYパッケージを使用して、スケジュール順序をリプレイ・スケジュールから削除および追加する方法を説明します。リプレイ・スケジュールにスケジュール順序を追加する方法の詳細は、「スケジュール順序の追加」を参照してください。
リプレイ・スケジュールにスケジュール順序を追加する前に、次の前提条件が満たされていることを確認します。
スケジュール順序を追加するリプレイ・スケジュールが作成済です。
リプレイ・スケジュールの作成の詳細は、「APIを使用したリプレイ・スケジュールの作成」を参照してください。
そのスケジュール順序に関係するすべてのワークロード取得がリプレイ・スケジュールに追加済です。
リプレイ・スケジュールへのワークロード取得の追加の詳細は、「APIを使用したリプレイ・スケジュールへのワークロード取得の追加」を参照してください。
注意:
リプレイ・スケジュールにはスケジュール順序を必ずしも追加する必要はありません。リプレイ・スケジュールにスケジュール順序を追加しない場合、統合リプレイが開始されるとき、リプレイ・スケジュールに追加されたすべてのワークロード取得が同時にリプレイされます。
リプレイ・スケジュールにスケジュール順序を追加するには、次の手順に従います。
ADD_SCHEDULE_ORDERING
ファンクションを使用します。
DBMS_WORKLOAD_REPLAY.ADD_SCHEDULE_ORDERING ( schedule_capture_id IN NUMBER, waitfor_capture_id IN NUMBER) RETURN NUMBER;
このファンクションでは、リプレイ・スケジュールに追加された2つのワークロード取得間にスケジュール順序を追加します。スケジュール順序を追加できない場合、ゼロではないエラー・コードが返されます。
このスケジュール順序で待機するワークロード取得にschedule_capture_id
パラメータを設定します。
このスケジュール順序で他のワークロード取得が開始される前に、完了するワークロード取得をwait_for_capture_id
パラメータに設定します。
リプレイ・スケジュールからスケジュール順序を削除するには、次の手順に従います。
REMOVE_SCHEDULE_ORDERING
プロシージャを使用します。
DBMS_WORKLOAD_REPLAY.REMOVE_SCHEDULE ORDERING ( schedule_capture_id IN VARCHAR2, wait_for_capture_id IN VARCHAR2);
このスケジュール順序で待機しているワークロード取得にschedule_capture_id
パラメータを追加します。
このスケジュール順序で他のワークロード取得が開始する前に完了する必要のあるワークロード取得にwait_for_capture_id
パラメータを設定します。
スケジュール順序を確認するには、次の手順に従います。
DBA_WORKLOAD_SCHEDULE_ORDERING
ビューを使用します。
関連項目:
ADD_SCHEDULE_ORDERING
ファンクションの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。
REMOVE_SCHEDULE_ORDERING
プロシージャの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。
DBA_WORKLOAD_SCHEDULE_ORDERING
ビューの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。