取得したワークロードを事前処理し、テスト・システムを適切に準備したら、リプレイ・データを初期化できます。リプレイ・データの初期化では、必要なメタデータが、ワークロードのリプレイで必要な表にロードされます。たとえば、取得した接続文字列が、リプレイ用に再マッピング可能な表にロードされます。
リプレイ・データを初期化するには、次の手順に従います。
INITIALIZE_REPLAY
プロシージャを使用します。
BEGIN DBMS_WORKLOAD_REPLAY.INITIALIZE_REPLAY (replay_name => 'dec06_102', replay_dir => 'dec06'); END; /
この例では、INITIALIZE_REPLAY
プロシージャによって事前処理済のワークロード・データがdec06
ディレクトリからデータベースにロードされます。
この例のINITIALIZE_REPLAY
プロシージャでは、次のパラメータを使用します。
replay_name
: 以前のリプレイの設定およびフィルタを取得するために他のAPIで使用できるリプレイ名を指定する必須パラメータ。
replay_dir
: リプレイする取得済のワークロードを含むディレクトリを指定する必須パラメータ。
関連項目:
ワークロードの取得の事前処理については、「APIを使用したデータベース・ワークロードの事前処理」を参照してください
テスト・システムの準備の詳細は、「データベース・ワークロードのリプレイの手順」を参照してください