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Oracle® Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス
12cリリース1 (12.1)
B71298-08
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completedTimeSpec

用途

completedTimeSpec副次句を使用すると、バックアップまたはコピーが完了する時刻を指定できます。

使用上の注意

すべての日付文字列は、次のいずれかにしてください。

  • 現在有効なグローバリゼーション・テクノロジの日付書式指定に従って書式化されていること。

  • 次の例のように、DATE値を戻すSQL式で作成されること

    • 'SYSDATE-30'

    • TO_DATE('09/30/2013 08:00:00','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS')

    TO_DATE関数により、現行のグローバリゼーション・テクノロジの環境変数の設定に関係なく日付を指定できます。

セマンティクス

構文要素 説明

AFTER 'date_string'

その時刻より後に完了したバックアップを指定するための時刻です(例4-7を参照)。

BEFORE 'date_string'

その時刻より前に完了したバックアップを指定するための時刻です(例4-9を参照)。

BETWEEN 'date_string' AND 'date_string'

その時間範囲の間に完了したバックアップを指定するための時間範囲です(例4-8を参照)。BETWEEN 'date1' AND 'date2' equals AFTER 'date1' BEFORE 'date2'.

例4-7 時間範囲内のバックアップのクロスチェック

この例では、前月に作成したデータベースのバックアップ・セットをクロスチェックします。

CROSSCHECK BACKUP OF DATABASE 
  COMPLETED BETWEEN 'SYSDATE-62' AND 'SYSDATE-31';

例4-8 期限切れのバックアップの削除

この例では、最近2週間に作成したアーカイブ・ログの期限切れのバックアップを削除します。

DELETE EXPIRED BACKUP OF ARCHIVELOG ALL
  COMPLETED AFTER 'SYSDATE-14';

例4-9 コピーのリスト

この例では、2013年3月9日より前に作成された、データファイル/disk1/oradata/prod/users01.dbfのイメージ・コピーをリストします。

RMAN> LIST COPY OF DATAFILE '/disk1/oradata/prod/users01.dbf' COMPLETED BEFORE '9-MAR-13';

List of Datafile Copies
=======================

Key     File S Completion Time Ckp SCN    Ckp Time
------- ---- - --------------- ---------- ---------------
3794    28   A 06-MAR-13       1010097    06-MAR-13
        Name: /disk1/oradata/prod/users01.dbf
3793    28   A 06-MAR-13       1009950    06-MAR-13
        Name: /disk2/PROD/datafile/o1_mf_users_2yvg4v6o_.dbf
        Tag: TAG20130306T105314