用途
SQLコマンドを使用すると、SQLコマンドとPL/SQLプロシージャを実行できます。SQLコマンドを引用符で囲む必要がなく、「SQL」を接頭辞として付ける必要もないため、このコマンドはOracle Database 11.2以下のリリースの場合よりも使用しやすくなっています。元の構文については、「SQL (引用符)」を参照してください。
関連項目:
『Oracle Database SQL言語リファレンス』
前提条件
ありません。
(sqlKeyword::=, allSqlKeywords::=
sqlKeyword::=
allSqlKeywords::=
セマンティクス
sqlcommand::=
構文要素 | 説明 |
---|---|
|
SQLコマンドをカタログ・データベースで実行します。 |
|
SQLコマンドを名前付きチャネルで実行します。 |
|
SQLコマンドをターゲット・データベースで実行します。 |
|
RMANが処理のためにSQLに送信する、指定されたキーワードに適したSQL構文。『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
|
PL/SQLブロックの本体を指定します。 |
|
PL/SQLブロックの宣言部を指定します。 |
|
RMANが処理のためにSQLに送信する、PL/SQL文またはブロック。バインド変数はサポートされておらず、実行エラーが発生する原因になります。出力は表示できません。 |
|
1行内の最初で唯一の文字としての単一のスラッシュ(/)。 |
sqlKeyword::=
sqlkeyword
句は、RMANで実行できるSQLコマンドをリストします。SQL構文については、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。例外については、次の表を参照してください。
構文要素 | 説明 |
---|---|
|
RMANの |
|
SQLの |
|
RMANの |
|
RMANの |
|
次に示す列幅を使用して戻された行を表示します。
数値型とLONG型の列の表示サイズを変更するには、SQLの バインド変数はサポートされておらず、実行エラーが発生する原因になります。 |
allSqlKeywords::=
allSqlKeywords句はSQL
キーワードの後に配置され、SQLコマンドとRMANコマンド間のあいまいさを排除します。
構文要素 | 説明 |
---|---|
|
SQLの |
|
SQLの |
|
SQLの |
例
例3-61 データファイルの追加
この例では、USERS
表領域にデータファイルを追加します。
RMAN> ALTER TABLESPACE users ADD DATAFILE '/disk1/oradata/users02.dbf' SIZE 1M AUTOEXTEND ON NEXT 10K MAXSIZE 2M; Statement processed
例3-62 表の問合せ
この例では、V$DATABASE
動的パフォーマンス・ビューから列を選択します。
RMAN> SELECT dbid FROM v$database; using target database control file instead of recovery catalog DBID ---------- 3152825380
例3-63 ディレクトリの作成
この例では、DEST_DIR
ディレクトリを作成します。
RMAN> CREATE DIRECTORY dest_dir AS '/usr/admin/destination'; Statement processed