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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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7.50 V$ASM_CLIENT

Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスの場合、V$ASM_CLIENTは、Oracle ASMインスタンスで管理されるディスク・グループによってデータベースを識別します。データベース・インスタンスの場合、V$ASM_CLIENTは、データベースで開かれているOracle ASMファイルがあれば、Oracle ASMインスタンスに関する情報を示します。

データ型 説明

GROUP_NUMBER

NUMBER

クライアント・データベース・インスタンスで使用中のディスク・グループの番号(V$ASM_DISKGROUPビューに対する外部キー)。クライアントがOracle ASMインスタンスに接続されていても、現在はディスク・グループを使用していない場合、V$ASM_CLIENT.GROUP_NUMBERには0が表示される。

INSTANCE_NAME

VARCHAR2(64)

データベース・インスタンス・クライアントの識別子

DB_NAME

VARCHAR2(8)

データベース・クライアント・インスタンスの一意のデータベース名

CLUSTER_NAME

VARCHAR2(31)

クラスタ名

STATUS

VARCHAR2(12)

クライアント接続の状態:

  • CONNECTED - データベース・インスタンス・クライアントはOracle ASMインスタンスに接続されている。

  • DISCONNECTED - データベース・インスタンス・クライアントはOracle ASMインスタンスとの接続を正常に終了した。

  • BROKEN - データベース・インスタンス・クライアントとの接続が異常終了した。

SOFTWARE_VERSION

VARCHAR2(60)

選択したディスク・グループ接続のデータベース・インスタンスまたはOracle ASMインスタンスのソフトウェア・バージョン番号

COMPATIBLE_VERSION

VARCHAR2(60)

選択したディスク・グループ接続のデータベース・インスタンスまたはOracle ASMインスタンスの互換性設定

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

このビューの場合、値は常に0

関連項目:

ビューを使用したOracle ASM情報の表示の詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。