書式
SDO_CS.CREATE_PREF_CONCATENATED_OP( op_id IN NUMBER, op_name IN VARCHAR2, use_plan IN TFM_PLAN, use_case IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);
説明
連結操作を作成し、変換計画に関連付け、システム全体または指定したユースケースのいずれかで優先させます。
パラメータ
作成する連結操作のID番号を指定します。
連結操作に関連付ける名前を指定します。
変換計画を指定します。TFM_PLANオブジェクト型の詳細は、「TFM_PLANオブジェクト型」を参照してください。
優先させるこの連結操作を適用するユースケースを指定します。この値は、NULLまたはSDO_PREFERRED_OPS_USER表(「SDO_PREFERRED_OPS_USER表」を参照)のUSE_CASE列の値である必要があります。
使用上の注意
この簡易プロシージャは、SDO_CS.CREATE_CONCATENATED_OPとSDO_CS.ADD_PREFERENCE_FOR_OPのプロシージャの操作を結合します。
連結操作は、2つ以上の基本操作を連結(連鎖)したものです。
use_case
がNULLの場合、この操作に関連付けられた変換計画はシステム全体のプリファレンスになり、行(逆の操作が存在する場合は2つの行)がSDO_PREFERRED_OPS_SYSTEM表(「SDO_PREFERRED_OPS_SYSTEM表」を参照)に追加されます。use_case
がNULL以外の場合、この操作に関連付けられた変換計画は指定したユースケースに関連するプリファレンスになり、行(逆の操作が存在する場合は2つの行)がSDO_PREFERRED_OPS_USER表(「SDO_PREFERRED_OPS_USER表」を参照)に追加されます。
システム全体または指定したユースケースのいずれでも優先させずに連結を作成するには、SDO_CS.CREATE_CONCATENATED_OPプロシージャを使用します。
連結操作を削除するには、SDO_CS.DELETE_OPプロシージャを使用します。
例
次の例では、操作IDが300で、MY_CONCATENATION_OPERATION
という名前の連結操作を作成し、この操作が使用される場合に、(use_case
がNULLのため)すべてのケースで、指定した変換計画をSpatial and Graphが使用するようにします。
DECLARE BEGIN SDO_CS.CREATE_PREF_CONCATENATED_OP( 300, 'MY_CONCATENATED_OPERATION', TFM_PLAN(SDO_TFM_CHAIN(4242, 19910, 24200, 1000000000, 24200)), NULL); END; /