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Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
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32.1 SDO_WFS_LOCK.EnableDBTxns

書式

SDO_WFS_LOCK.EnableDBTxns();

説明

WFS表に対してデータベース・トランザクションを有効にします。

パラメータ

なし。

使用上の注意

このプロシージャは、セッションの終わりまで、WFS表に対するデータベース・トランザクションに課せられるWFS-T標準の制限を上書きするため、現行のセッションIDを使用する任意のトランザクションが、WFS表に対して更新および削除操作を行うことができます。Oracle Databaseトリガーは引き続き、現行のトランザクションが行の変更を許可される前にWFSのロックをチェックするので、WFSトランザクションが行をロックしている場合、トリガーは操作の実行を許可しません。ただし、現行の行に対するWFSのロックが存在しない場合、トリガーは現行のトランザクションによる行の変更を許可します。

Oracle Workspace Managerを使用してWFS表をバージョン対応にしている場合(「Oracle Workspace ManagerでのWFSの使用」を参照)は、このプロシージャをコールして特定の操作を実行する必要があります。ただし、WFS表でWorkspace Managerを使用していない場合でも、このプロシージャを使用することはできます。

Web Feature Servicesのサポートについては、「Web Feature Service(WFS)のサポート」を参照してください。

次の例では、現行のセッションの残りの期間中、WFS表に対するデータベース・トランザクションを有効にします。

BEGIN
  SDO_WFS_LOCK.enableDBTxns;
END;
/