書式
SDO_WFS_LOCK.EnableDBTxns();
説明
WFS表に対してデータベース・トランザクションを有効にします。
パラメータ
なし。
使用上の注意
このプロシージャは、セッションの終わりまで、WFS表に対するデータベース・トランザクションに課せられるWFS-T標準の制限を上書きするため、現行のセッションIDを使用する任意のトランザクションが、WFS表に対して更新および削除操作を行うことができます。Oracle Databaseトリガーは引き続き、現行のトランザクションが行の変更を許可される前にWFSのロックをチェックするので、WFSトランザクションが行をロックしている場合、トリガーは操作の実行を許可しません。ただし、現行の行に対するWFSのロックが存在しない場合、トリガーは現行のトランザクションによる行の変更を許可します。
Oracle Workspace Managerを使用してWFS表をバージョン対応にしている場合(「Oracle Workspace ManagerでのWFSの使用」を参照)は、このプロシージャをコールして特定の操作を実行する必要があります。ただし、WFS表でWorkspace Managerを使用していない場合でも、このプロシージャを使用することはできます。
Web Feature Servicesのサポートについては、「Web Feature Service(WFS)のサポート」を参照してください。
例
次の例では、現行のセッションの残りの期間中、WFS表に対するデータベース・トランザクションを有効にします。
BEGIN SDO_WFS_LOCK.enableDBTxns; END; /