書式
SDO_WFS_PROCESS.PublishFeatureType( dataSrc IN VARCHAR2, ftNsUrl IN VARCHAR2, ftName IN VARCHAR2, ftNsAlias IN VARCHAR2, featureDesc IN XMLTYPE, schemaLocation IN VARCHAR2, pkeyCol IN VARCHAR2, columnInfo IN MDSYS.STRINGLIST, pSpatialCol IN VARCHAR2, featureMemberNs IN VARCHAR2, featureMemberName IN VARCHAR2, srsNs IN VARCHAR2, srsNsAlias IN VARCHAR2, mandatoryColumnInfo IN MDSYS.STRINGLIST);
または
SDO_WFS_PROCESS.PublishFeatureType( dataSrc IN VARCHAR2, ftNsUrl IN VARCHAR2, ftName IN VARCHAR2, ftNsAlias IN VARCHAR2, featureDesc IN XMLTYPE, schemaLocation IN VARCHAR2, pkeyCol IN VARCHAR2, columnInfo IN MDSYS.STRINGLIST, pSpatialCol IN VARCHAR2, featureMemberNs IN VARCHAR2, featureMemberName IN VARCHAR2, srsNs IN VARCHAR2, srsNsAlias IN VARCHAR2, viewTableName IN VARCHAR2, viewTablepkeyCol IN VARCHAR2, mandatoryColumnInfo IN MDSYS.STRINGLIST);
または
SDO_WFS_PROCESS.PublishFeatureType( dataSrc IN VARCHAR2, ftNsUrl IN VARCHAR2, ftName IN VARCHAR2, ftNsAlias IN VARCHAR2, featureDesc IN XMLTYPE, schemaLocation IN VARCHAR2, pkeyCol IN VARCHAR2, columnInfo IN MDSYS.STRINGLIST, pSpatialCol IN VARCHAR2, featureMemberNs IN VARCHAR2, featureMemberName IN VARCHAR2, srsNs IN VARCHAR2, srsNsAlias IN VARCHAR2, featureCollectionNs IN VARCHAR2, featureCollectionName IN VARCHAR2, isGML3 IN VARCHAR2, formattedKeyCols IN MDSYS.STRINGLIST, viewTableName IN VARCHAR2, viewTablepkeyCol IN VARCHAR2, viewTableFmtKeyCols IN VARCHAR2, mandatoryColumnInfo IN MDSYS.STRINGLIST);
説明
フィーチャ・タイプをパブリッシュします(フィーチャ・タイプに関連するメタデータを登録します)。
パラメータ
空間フィーチャを含むフィーチャ表またはビューの名前を指定します。schema-name.table-nameまたはschema-name.view-nameの書式で指定する必要があります。つまり、表の所有者であるデータベース・ユーザーの名前が含まれている必要があります。
フィーチャ・タイプの名前空間のURL(Uniform Resource Locator)を指定します。
フィーチャ・タイプの名前を指定します。
フィーチャ・タイプの名前空間の別名を指定します。
機能のドキュメントにXMLTYPE型のドキュメントとしてレポートされるフィーチャ・タイプの説明を指定します。
フィーチャ・タイプXSD内のxsi:schemaLocation
属性の移入に使用する文字列を指定します。このパラメータがNULLの場合、文字列が自動生成されます。
dataSrc
で識別されるフィーチャ表またはビューの主キー列を指定します。フィーチャ・タイプ表またはビューの主キーが複数列の場合は、主キーに含まれる各列をセミコロンで区切ります。例: 'COL1;COL2'
dataSrc
で識別されるフィーチャ表内の各空間列(SDO_GEOMETRY型)に関連付けられたタイプの文字列を、MDSYS.STRINGLIST型のオブジェクトで指定します(例: WFS 1.1.nの場合、MDSYS.STRINGLIST('PolygonPropertyType', 'PointPropertyType')
など)。
columnInfo
パラメータで指定される空間列については、「使用上の注意」を参照してください。
フィーチャ表内のSDO_GEOMETRY型の空間列を指定します。
フィーチャ・コレクション内のフィーチャ・インスタンスが含まれるフィーチャ・メンバー要素の名前空間を指定します。このパラメータがNULLである場合、デフォルトはhttp://www.opengis.net/gml
です。
フィーチャ・コレクション内のフィーチャ・インスタンスが含まれるフィーチャ・メンバー要素の名前を指定します。このパラメータがNULLの場合、デフォルトはfeatureMember
です。
フィーチャ・タイプの空間データと関連付けられた空間参照システム(座標系)のユーザー定義の名前空間を指定します。この名前空間は(指定されている場合)、GetFeatureリクエストに対する回答として生成されるFeatureCollectionの<boundedBy>
要素内のsrsName
属性を生成するときにも使用されます。
フィーチャ・タイプの空間データと関連付けられた空間参照システム(座標系)の名前空間の名前空間別名を指定します。
このフィーチャ・タイプのインスタンスが出現する可能性のあるWFSフィーチャ・コレクションの名前空間を指定します。
このフィーチャ・タイプのインスタンスが出現する可能性のあるWFSフィーチャ・コレクションの名前を指定します。
文字列値を指定します。Y
は、このフィーチャ・タイプのインスタンスに含まれるジオメトリがGML3.1.1に準拠していることを表します。N
は、このフィーチャ・タイプのインスタンスに含まれるジオメトリがGML 2.1.2に準拠していることを表します。
主キー列(複数列の主キーの場合は複数列)の内容を文字列書式で表現したものを指定します。たとえば、ROAD_IDがNUMBER型の主キー列である場合は、MDSYS.STRINGLIST('to_char(ROAD_ID)')
と指定します。MDSYS.STRINGLIST型のコンストラクタ内で複数の文字列を指定する場合は、各文字列をカンマで区切ります。書式化された文字列の主キー列のリストは、pkeyCol
パラメータに主キー列が指定された同じ順番で指定する必要があります。
フィーチャ・タイプが、基になる単一の表に基づいてビューに定義される場合は、基になる表の名前を指定します。パブリッシュされるフィーチャ・タイプは、dataSrc
パラメータ(user-name.view-name)で指定したビューに基づきます。フィーチャ・タイプが表(または複数表ビュー)に基づいている場合は、viewTableName
パラメータには値を入力しないでください。
フィーチャ・タイプが、基になる単一の表に基づいてビューに定義される場合は、viewTableName
パラメータで指定した表の主キー列を指定します。
フィーチャ・タイプが単一の表に定義されたビューに基づき、そのビューに1つ以上の書式化された主キー列がある場合は、このパラメータには基になる表に含まれる主キー列を書式化された文字列で表現したものを指定します。各列は、ビューに含まれる書式化された文字列の主キー列(formattedkeyCols
パラメータで指定)に対応します。たとえば、ROAD_IDがNUMBER型の主キー列である場合は、MDSYS.STRINGLIST('to_char(ROAD_ID)')
と指定します。MDSYS.STRINGLIST型のコンストラクタ内で複数の文字列を指定する場合は、各文字列をカンマで区切ります。
フィーチャ・タイプが単一表ビューに基づいていない場合、または単一表ビューに基づいているがフィーチャ・タイプに書式化済の主キー列がない場合は、このパラメータをNULLにする必要があります。
リクエストした列に関係なく、GetFeatureリクエストで戻される必要のある列のリストを指定します。(リクエストした列は必ず戻されます。)このパラメータを省略した場合は、すべての列が必須になります(すべての列が戻されます)。ただし、このパラメータにNULLを指定した場合、必須の列はありません(リクエストした列のみ戻されます)。列名を指定するには、MDSYS.STRINGLIST型のコンストラクタを使用して、MDSYS.STRINGLIST('COL1', 'COL2', 'COL5')
のように指定します。
使用上の注意
columnInfo
パラメータでは、フィーチャ・タイプのインスタンス表内のSDO_GEOMETRY型の各列に、columnInfo
パラメータで指定された正しい関連する文字列値(文字列値の順序は表の定義内の空間列の順序と同じ)が含まれている必要があります。
WFS 1.0.nの場合、たとえば、フィーチャ・タイプのインスタンス表内にあるSHAPEという名前の1つのSDO_GEOMETRY列にポリゴン・ジオメトリが含まれている場合、columnInfo
値はSHAPE_GEOMETRYTYPE>PolygonMemberType
となる必要があります。表33-2に、WFSバージョン1.0.nでのジオメトリ・タイプとこれらのタイプに関連付けられた必須のcolumnInfo
パラメータ値を示します。(<column-name>を列の名前に置換します。)
表33-2 ジオメトリ・タイプとcolumnInfoパラメータ値(WFS 1.0.n)
ジオメトリ・タイプ | columnInfoパラメータ値 |
---|---|
ポリゴンまたは面 |
<column-name>_GEOMETRYTYPE>PolygonMemberType |
複数のポリゴンまたは複数面 |
<column-name>_GEOMETRYTYPE>MultiPolygonMemberType |
点 |
<column-name>_GEOMETRYTYPE>PointMemberType |
複数点 |
<column-name>_GEOMETRYTYPE>MultiPointMemberType |
線または曲線 |
<column-name>_GEOMETRYTYPE>CurveMemberType |
複数線または複数曲線 |
<column-name>_GEOMETRYTYPE>MultiCurveMemberType |
ソリッド |
<column-name>_GEOMETRYTYPE>SolidMemberType |
マルチソリッド |
<column-name>_GEOMETRYTYPE>MultiSolidMemberType |
コレクション |
<column-name>_GEOMETRYTYPE>GeometryMemberType |
WFS 1.1.nの場合、たとえば、フィーチャ・タイプのインスタンス表内にある1つのSDO_GEOMETRY列にポリゴン・ジオメトリが含まれている場合、columnInfo
値はPolygonPropertyType
となる必要があります。表33-3に、WFSバージョン1.1.nでのジオメトリ・タイプとこれらのタイプに関連付けられた必須のcolumnInfo
パラメータ値を示します。
表33-3 ジオメトリ・タイプとcolumnInfoパラメータ値(WFS 1.1.n)
ジオメトリ・タイプ | columnInfoパラメータ値 |
---|---|
ポリゴンまたは面 |
PolygonPropertyType |
複数のポリゴンまたは複数面 |
MultiPolygonPropertyType |
点 |
PointPropertyType |
複数点 |
MultiPointPropertyType |
線または曲線 |
CurvePropertyType |
複数線または複数曲線 |
MultiCurvePropertyType |
ソリッド |
SolidPropertyType |
マルチソリッド |
MultiSolidPropertyType |
コレクション |
GeometryPropertyType |
Web Feature Servicesのサポートについては、「Web Feature Service(WFS)のサポート」を参照してください。
例
次の例では、COLA
という名前のフィーチャ・タイプのメタデータを、SHAPE
という列に格納されているポリゴン・ジオメトリに登録します。(WFS 1.1.nの使用を想定しています。)
DECLARE columnInfo MDSYS.StringList := MDSYS.StringList('PolygonPropertyType'); BEGIN SDO_WFS_PROCESS.publishFeatureType( 'WFS_USER.COLA_MARKETS_VIEW', 'http://www.example.com/myns', 'COLA', 'myns', xmltype(bfilename('WFSUSERDIR', 'featuredesct.xml'), nls_charset_id('AL32UTF8')), null, 'MKT_ID', columnInfo, 'SHAPE', null, null, null, null); END; /