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SQL*Plus®ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス
リリース1 (12.1)
B71396-03
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SET AUTOT[RACE] {ON | OFF | TRACE[ONLY]} [EXP[LAIN]] [STAT[ISTICS]]

正常に実行されたSQL DML文(SELECT、INSERT、UPDATE、DELETEまたはMERGEなど)のレポートを表示します。

レポートには、実行統計および問合せ実行パスを含めることができます。

動的サンプリングが有効な場合、DMLに関するSQL*Plusのレポート出力が異なる場合があります。

OFFを指定すると、トレース・レポートは表示されません。ONを指定すると、トレース・レポートが表示されます。TRACEONLYを指定すると、トレース・レポートは表示されますが、問合せデータは、存在しても出力されません。EXPLAINを指定すると、実行計画が実行されて、問合せ実行パスが表示されます。STATISTICSを指定すると、SQL文統計が表示されます。EXPLAIN PLANについては、『Oracle Database SQL言語リファレンス』に記載されています。

明示オプションを指定しないで、ONまたはTRACEONLYを使用すると、デフォルトでEXPLAIN STATISTICSが使用されます。

TRACEONLYオプションは、大きい問合せデータを抑止する場合に有効です。STATISTICSを指定すると、SQL*Plusは、サーバーから問合せデータをフェッチしますが、データは表示しません。

AUTOTRACEレポートは、文が正常に完了した後で出力されます。

実行計画および統計表示については、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。

SQL*PlusがSTATISTICSレポートを作成すると、データベースへの2番目の接続が自動的に確立されます。STATISTICSオプションがOFFに設定されたか、またはSQL*Plusからログアウトした場合に、この接続はクローズされます。

AUTOTRACEレポートの書式は、接続されているサーバーのバージョンおよびサーバーの構成によって異なります。AUTOTRACE PLANの追加情報および表形式の出力は、Oracle Database 10gリリース1(10.1)以上に接続している場合にサポートされます。それより前のデータベースに接続する場合は、旧形式またはAUTOTRACEレポートが使用されます。

FIPSフラグ付けが使用可能な状態のときは、AUTOTRACEは使用できません。

AUTOTRACEの詳細は、文のトレースについてを参照してください。