ここでは、『SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』での変更点を示します。
SQL*Plusリリース12.1の『SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』では、次の点が変更されています。
このリリースの新機能は次のとおりです。
反復結果(Implicit
の結果)のサポート
SQL*PlusでローカルのREFカーソルを使用せずにPL/SQL文の結果を反復的に返せるようになりました。
最終ログイン時間
SQL*Plusで最後にログオンした時間がデフォルトで表示されるようになりました。このセキュリティ機能は、SQLPLUSコマンドの-nologintime
オプションを使用して無効にできます。
非表示列の表示
SQL*Plusの新しいSETコマンド、SET COLINVI[SIBLE]を使用すると、SQL*PlusのDESCRIBEコマンドで非表示列の情報を表示できます。この機能は、アプリケーション開発の支援を目的としており、準備ができてから新しいコンテンツを公開する際に役立ちます。
「SET COLINVI[SIBLE] [ON | OFF]」を参照してください
『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。
プラガブル・データベースのサポート
STARTUPコマンドの新しいオプションでプラガブル・データベースがサポートされるようになりました。
SHOWコマンドには、プラガブル・データベースに関する情報を表示するための3つのオプション(SHOW CON_ID、SHOW CON_NAMEおよびSHOW PDBS)が新たに追加されました。
「STARTUP」を参照
「SHOW」を参照
新しい管理権限
SQLPLUSコマンドおよびCONNECTコマンドで、既存のSYSASM |SYSDBA |SYSOPER権限に加えて、新たにSYSBACKUP |SYSDG |SYSRAC |SYSKMユーザー権限がサポートされるようになりました。
SQLPLUSコマンドおよびCONNECTコマンドで、既存のSYSASM |SYSDBA |SYSOPER権限に加えて、新たにSYSBACKUP |SYSDG |SYSKMユーザー権限がサポートされるようになりました。
「SQLPLUSプログラムの構文」を参照
「CONNECT」を参照
『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。