Remote Oracle Databaseに接続する場合は、Oracle Netソフトウェアがインストールされ、正常に動作することを確認してください。詳細は、『Oracle Database Net Services管理者ガイド』を参照してください。
SQL*Plusのコマンドライン・セッションの開始時、そのセッションでCONNECTコマンドを実行すると、サイト・プロファイルglogin.sqlおよびユーザー・プロファイル・ファイルlogin.sqlが、次の時点で処理されます。
SQL*Plusが起動して接続した後で、最初のプロンプトが表示される前。
SQL*Plusが起動して接続した後で、コマンドラインに指定したスクリプトが実行される前。
コマンドラインで/NOLOGを指定し、かつ接続が確立していない場合に最初のプロンプトが表示される前。
最初にサイト・プロファイルglogin.sqlが処理され、次にユーザー・プロファイルlogin.sqlが処理されます。
SQL*Plusリリース1(10.1)での動作は、SET SQLPLUSCOMPATIBILITYの設定によって異なります。たとえば、CONNECTコマンドの後のglogin.sqlおよびlogin.sqlは、デフォルトのSQLPLUSCOMPATIBILITYの設定が10.1である場合のみ処理されます。詳細は、「SET SQLPLUSCOMPAT[IBILITY] {x.y[.z]}」を参照してください。
SQL*Plusを使用する前に、SQL*Plusの起動および終了方法を理解しておく必要があります。
コンピュータにSQL*Plusがインストールされていることを確認します。
オペレーティング・システムにログオンします(必要な場合)。
SQLPLUSコマンドを入力し、[Return]を押します。
注意:
一部のオペレーティング・システムでは、コマンドを小文字で入力する必要があります。そのようなシステムをご使用の場合は、SQLPLUSコマンドを小文字で入力します。
SQLPLUS
次のように、リリース番号、現在の日付および著作権情報が表示され、ユーザー名の入力を求めるプロンプトが表示されます(システム上に表示されるテキストは少し異なる場合があります)。
SQL*Plus: Release 12.2.0.1.0 Production on Wed Jul 6 18:33:32 2016 Copyright (c) 1982, 2016, Oracle. All rights reserved.
パスワードを入力し、再度[Return]を押します。ユーザーを保護するため、パスワードは画面に表示されません。
ユーザー名およびパスワードを入力するプロセスは、ログインと呼ばれます。接続先のOracle Databaseのリリース、PL/SQLなどの使用可能なツール製品のリリースおよびローカル時間形式による最終ログオン時間が表示されます。
SQL*Plus: Release 12.2.0.1.0 Production on Wed Jul 6 18:33:32 2016 Copyright (c) 1982, 2016, Oracle. All rights reserved. Last Successful login time: Tue Jul 05 2016 23:35:38 -07:00 Connected to: Oracle Database 12c Enterprise Edition Release 12.2.0.1.0 - 64bit Production
SQL>
このSQL*Plusコマンド・プロンプトは、SQL*Plusがコマンド入力可能な状態であることを示します。
SQL*Plusが起動しない場合は、問題の修正に有効なメッセージが表示されます。
SQL*Plusコマンドのコマンドライン・ヘルプにアクセスするには、SQLコマンド・プロンプトまたはiSQL*Plusの「ワークスペースの入力」領域でHELPまたは?と入力し、続けてコマンド名を入力します。詳細は、「HELP」コマンドを参照してください。次に例を示します。
HELP ACCEPT
SQL*Plusコマンドのリストを表示するには、HELPの後にTOPICSまたはINDEXを入力します。HELP TOPICSでは、SQL*Plusコマンドが1列に表示されます。HELP INDEXでは、SQL*Plusコマンドが標準画面内に収まるように4列に表示されます。次に例を示します。
HELP INDEX