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SQL*Plus®ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス
リリース1 (12.1)
B71396-03
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XQUERY

構文

XQUERY xquery_statement

SQL*PlusのXQUERYコマンドを使用すると、指定したデータベースでXQuery 1.0問合せを実行できます。XQUERYは、Oracle Database 10gリリース2以上のバージョンでサポートされています。それより前のOracle DatabaseでXQUERYを使用しようとすると、エラーが発生します。

SP2-614 Server version too low

xquery_statement

実行するXQUERY文を指定します。この文は、標準のXQuery構文で入力します。XQUERY文は、スラッシュ「/」で終了します。

使用方法

SQL*PlusコマンドXQUERYをXQuery文の接頭辞として設定し、スラッシュ「/」でXQUERYコマンドを終了します。XQUERYは、SQL*Plusキーワードです。XQueriesを他のツールで実行する場合は、キーワードが必要ない場合があります。

XQUERYコマンドのXML出力は、アクティブなSETコマンド・オプションに従ってネイティブXMLとして表示されます。通常、SET LONGを設定する必要があります。次の設定を行うと有効な場合があります。

  • デフォルトの80文字より長い行の行サイズ(SET LINESIZE)。

  • デフォルトの80文字より長い行のLOB、LONGおよびXMLTypeのサイズ(SET LONG)。

  • 出力と一致する出力ページ・サイズ(SET PAGESIZE)。

  • 「Result Sequence」列ヘッダーを抑制するヘッダーの表示(SET HEADING OFF)。

XQUERYコマンドには、アクティブなデータベース接続が必要です。このコマンドは、SQLPLUS /NOLOGでは動作しません。

XQUERYコマンドでは、バインド変数はサポートされていません。

XQUERYコマンドには固有の4つのSETコマンドがあります。SHOW XQUERYコマンドを実行すると、これらの設定の状態が表示されます。これらを次に示します。

次のスクリプトのXQuery文は、HRスキーマのEMP_DETAILS_VIEWビューを問い合せます。

set long 160
set linesize 160
xquery for $i in fn:collection("oradb:/SCOTT/EMP_DETAILS_VIEW") return $i
/
Result Sequence
-------------------------------------------------------------------------------------------
<ROW><EMPNO>7369</EMPNO><ENAME>SMITH</ENAME><JOB>CLERK</JOB><MGR>7902</MGR><HIREDATE>17-
DEC-80</HIREDATE><SAL>800</SAL><DEPTNO>20</DEPTNO></ROW>

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