データベースを構成する既存のデータ・ファイルを再利用するかどうかを指定します。つまり、DESTROY=y
と指定すると、インポートではSQL CREATE TABLESPACE
文のデータ・ファイル句にREUSE
オプションが含められ、これにより、オリジナル・データベースのデータ・ファイルの内容が削除された後に、データ・ファイルが再利用されます。
エクスポート・ファイルには、各表領域内で使用されるデータ・ファイル名が含まれていることに注意してください。DESTROY=y
を指定して、2つ目のデータベースを(テストまたはその他の目的で)同じシステム上に作成しようとすると、インポート・ユーティリティでは、表領域を作成するときに最初のデータベースのデータ・ファイルを上書きします。このような場合には、デフォルトのDESTROY=n
を使用して、表領域が作成されるときにデータ・ファイルがすでに存在する場合、エラーが発生するようにする必要があります。また、オリジナル・データベースにインポートする必要がある場合は、既存のデータ・ファイルを置換しないでデータ・ファイルに追加するように、IGNORE=y
を指定する必要があります。
注意:
データ・ファイルがRAWデバイスに格納されている場合は、DESTROY=n
を指定しても、ファイルは上書きされます。