データ・ファイルからデータをロードする場合は、フィールドの位置と長さをSQL*Loaderに対して明示する必要があります。論理レコード中のフィールド位置は、列指定の中でPOSITION
句を使用して指定します。このときフィールド位置は、明示的に指定することも、前のフィールドからの相対位置で指定することもできます。POSITION
に対する引数は、カッコで囲む必要があります。文字長セマンティクスをデータ・ファイルに使用しても、start、endおよびintegerは、常にバイト単位です。
位置指定(pos_spec)句の構文は次のとおりです。
「データ・フィールドの位置指定」」では、位置指定句のパラメータについて説明します。
表10-1 位置指定句のパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
論理レコード中のデータ・フィールドの開始位置です。論理レコードの先頭バイト位置は1となります。 |
|
論理レコード中のデータ・フィールドの終了位置です。 |
|
対象となるデータ・フィールドが前のフィールドの直後にあることを示します。制御ファイル中の最初のデータ・フィールドに対して |
+i |
+ |
POSITION
を完全に省略することも可能です。省略した場合のデータ・フィールドの位置指定は、POSITION(*)
と指定した場合と同じです。