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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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フィールド・リストの内容

SQL*Loader制御ファイルのフィールド・リストには、位置、データ型、条件、デリミタなど、ロードするフィールドの情報が提供されます。

例10-1に、「SQL*Loader制御ファイル・リファレンス」で説明したサンプル制御ファイルのフィールド・リスト・セクションを示します。

例10-1 サンプル制御ファイルのフィールド・リスト・セクション

.
.
.
1  (hiredate  SYSDATE,
2     deptno  POSITION(1:2)  INTEGER EXTERNAL(2)
              NULLIF deptno=BLANKS,
3       job   POSITION(7:14)  CHAR  TERMINATED BY WHITESPACE
              NULLIF job=BLANKS  "UPPER(:job)",
       mgr    POSITION(28:31) INTEGER EXTERNAL 
              TERMINATED BY WHITESPACE, NULLIF mgr=BLANKS,
       ename  POSITION(34:41) CHAR 
              TERMINATED BY WHITESPACE  "UPPER(:ename)",
       empno  POSITION(45) INTEGER EXTERNAL 
              TERMINATED BY WHITESPACE,
       sal    POSITION(51) CHAR  TERMINATED BY WHITESPACE
              "TO_NUMBER(:sal,'$99,999.99')",
4      comm   INTEGER EXTERNAL  ENCLOSED BY '(' AND '%'
              ":comm * 100"
    )

このサンプル制御ファイルの左側の数字は、実際の制御ファイルでは表示されません。これらの数字は、次の説明の番号に対応しています。

  1. SYSDATEに、列を現在のシステム日付に設定します。詳細は、「列への現在の日付の設定」を参照してください。

  2. POSITIONに、データ・フィールドの位置を指定します。詳細は、「データ・フィールドの位置指定」を参照してください。

    INTEGER EXTERNALは、フィールドのデータ型です。詳細は、「データ・フィールドのデータ型の指定」および「数値型EXTERNAL」を参照してください。

    NULLIF句は、フィールド条件の指定に使用する句の1つです。詳細は、「WHEN、NULLIFおよびDEFAULTIF句の使用」を参照してください。

    このサンプルでは、BLANKSパラメータを使用して、フィールドを空白と比較しています。詳細は、「フィールドとBLANKSの比較」を参照してください。

  3. TERMINATED BY WHITESPACE句は、フィールドを指定できるデリミタの1つです。詳細は、「デリミタの指定」を参照してください。

  4. ENCLOSED BY句は、もう1つの使用可能なフィールド・デリミタです。詳細は、「デリミタの指定」を参照してください。