プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

DBNEWIDパラメータ

表19-1に、DBNEWIDユーティリティの構文のパラメータを示します。

表19-1 DBNEWIDユーティリティのパラメータ

パラメータ 説明

TARGET

データベースへの接続に使用するユーザー名およびパスワードを指定します。ユーザーには、SYSDBA権限が必要です。オペレーティング・システム認証を使用している場合、スラッシュ(/)を使用して続けることができます。環境変数$ORACLE_HOMEおよび$ORACLE_SIDが正しく設定されていない場合、ターゲット・データベースへの接続にセキュリティで保護されたサービス(IPCまたはBEQ)を指定できます。DBNEWIDユーティリティを起動する場合は、常にターゲット・データベースを指定する必要があります。

REVERT

YES(デフォルトはNO)を指定すると、失敗したDBIDの変更が元に戻ります。ターゲット・データベース上でDBIDの変更操作が進行していない場合は、ユーティリティによってエラーが出力されます。DBIDの変更が正常に完了した場合は、元に戻せません。REVERT=YESは、DBIDの変更が正常に行われなかった場合にのみ有効です。

DBNAME=new_db_name

データベース名を変更します。データベースのDBIDおよびDBNAMEは同時に変更できます。DBNAMEのみを変更するには、SETNAMEパラメータも指定します。

SETNAME

YES(デフォルトはNO)を指定すると、DBNEWIDユーティリティによってデータベースの名前のみが変更され、DBIDは変更されません。SETNAME=YESを指定すると、ユーティリティによってターゲット・データベースの制御ファイルのみに書き込まれます。

LOGFILE=logfile

DBNEWIDユーティリティによってメッセージが書き込まれるファイルを指定します。デフォルトでは、古いログに上書きされます。ログ・ファイルを指定すると、DBNEWIDユーティリティによって確認が求められません。

APPEND

YES(デフォルトはNO)を指定すると、既存のログ・ファイルにログの出力が追加されます。

HELP

YES(デフォルトはNO)を指定すると、DBNEWIDユーティリティの構文オプションのリストが出力されます。