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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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SAMPLE

デフォルト: デフォルト値は設定されていません。

用途

サンプリングしてソース・データベースからアンロードするデータ行の割合を指定できます。

構文および説明

SAMPLE=[[schema_name.]table_name:]sample_percent

このパラメータを使用すると、サンプリングしてエクスポートするデータの割合を指定し、データのサブセットをエクスポートできます。sample_percentは、行がサンプルの一部として選択される可能性を示します。ただし、指定した正確な行数が表から取り出されるわけではありません。sample_percentには、0.000001から100未満の任意の数を指定できます。

sample_percentは特定の表に適用することができます。次の例では、HR.EMPLOYEES表の50%がエクスポートされます。

SAMPLE="HR"."EMPLOYEES":50

スキーマを指定する場合は、表も指定する必要があります。ただし、スキーマを指定せずに表を指定することはできます(その場合は、現在のユーザーが使用されます)。表の指定がない場合は、エクスポート・ジョブ全体にsample_percent値が適用されます。

このパラメータとデータ・ポンプ・インポートのPCTSPACE変換を組み合せて使用すると、記憶域の割当てサイズをサンプリングされたデータ・サブセットに合わせることができます。(詳細は、インポートの「TRANSFORM」パラメータを参照してください。)

制限事項

  • SAMPLEパラメータは、ネットワークのエクスポートに対して無効です。

次の例では、表の名前が指定されていないため、全体のエクスポート・ジョブにSAMPLE70が適用されます。

> expdp hr DIRECTORY=dpump_dir1 DUMPFILE=sample.dmp SAMPLE=70