デフォルト: NO
用途
すでに存在しているダンプ・ファイルを上書きするかどうかを指定します。
構文および説明
REUSE_DUMPFILES=[YES | NO]
通常、データ・ポンプ・エクスポートは、すでに存在するダンプ・ファイル名を指定するとエラーを返します。REUSE_DUMPFILES
パラメータを使用すると、動作を変更してダンプ・ファイル名を再利用できます。たとえば、エクスポートを実行してDUMPFILE=hr.dmp
およびREUSE_DUMPFILES=YES
を指定した場合、hr.dmp
がすでに存在するときは、このファイルが上書きされます。このファイルの前の内容は消去され、かわりに現行のエクスポートのデータが格納されます。
例
次のエクスポート操作では、enc1.dmp
という名前のダンプ・ファイルが作成されます。これは、この名前の付いたダンプ・ファイルがすでに存在する場合でも同様です。
> expdp hr DIRECTORY=dpump_dir1 DUMPFILE=enc1.dmp TABLES=employees REUSE_DUMPFILES=YES