SQL*Loaderの実行によって、廃棄ファイルをコールするファイルが作成されることがあります。ファイルが作成されるのは必要な場合のみで、廃棄ファイルを使用可能にすることを指定してある場合にかぎります。廃棄ファイルには、制御ファイルに指定されているレコード選択基準に一致しなかったため、ロード対象から除外されたレコードが入ります。
したがって、廃棄ファイルには、データベースのどの表にも挿入されなかったレコードが格納されます。廃棄ファイルに格納可能なレコードの最大数を指定できます。レコードのデータがいずれかの表に書き込まれる場合、このレコードは廃棄ファイルには書き込まれません。
関連項目:
「事例4: 結合された物理レコードのロード」(事例の使用方法については、「SQL*Loaderの事例」を参照)