不良ファイルには、SQL*LoaderまたはOracle Databaseによって拒否レコードが書き込まれます。不良ファイルを指定していない場合に拒否されたレコードがあると、SQL*Loaderによって不良ファイルが自動的に作成されます。ファイルの名前はデータ・ファイルと同じで、拡張子は.bad
になります。次に、その理由を示します。
データ・ファイル・レコードは、SQL*Loaderによって受け取られた後、データベースに送られ、行として表に挿入されます。データベースによって有効であると判断された行は、表に挿入されます。行が無効であると判断された場合、レコードは拒否され、SQL*Loaderにより不良ファイルに書き込まれます。行が無効であると判断される例としては、キーが重複している場合、必須入力フィールドに対応するデータがNULL値の場合、またはフィールドにOracleデータ型ではないデータ型が指定された場合が考えられます。
関連項目:
「事例4: 結合された物理レコードのロード」(事例の使用方法については、「SQL*Loaderの事例」を参照)