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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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CDBでのデータ・ポンプの使用

マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)は、0、1または多数のユーザー作成のプラガブル・データベース(PDB)を含むOracleのデータベースです。PDBは、スキーマ、スキーマ・オブジェクトおよび非スキーマ・オブジェクトのポータブル・セットで、Oracle Netクライアントからは、非CDBとして表示されます。非CDBとは、CDBではないOracle Databaseです。

データ・ポンプを使用すると、データベースの全部または一部の非CDBからPDBへの移行、同じかまたは異なるCDB内のPDB間での移行、PDBから非CDBへの移行が可能です。一般的に、PDBでデータ・ポンプを使用することは、非CDBでデータ・ポンプを使用することと同じです。

注意:

Oracle Database 12cリリース1 (12.1)のデータ・ポンプでは、CDB全体の操作はサポートされません。CDBのルートまたはシード・データベースに接続すると、データ・ポンプによって次の警告が発行されます。

ORA-39357: WARNING: Oracle Data Pump operations are not typically needed when connected to the root or seed of a container database.