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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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DATA_OPTIONS

デフォルト: デフォルト値は設定されていません。このパラメータが使用されていない場合、このパラメータが提供する特別なデータ処理オプションは無効になります。

用途

DATA_OPTIONSパラメータは、エクスポート操作時に特定のタイプのデータをどのように処理するかを指定します。

構文および説明

DATA_OPTIONS=XML_CLOBS

XML_CLOBSオプションを指定すると、XMLType列は、列に対して定義されているXMLTypeの格納形式に関係なく非圧縮のCLOB形式でエクスポートされます。

注意:

CLOBとして格納されるXMLTypeは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)からは非推奨になりました。XMLType表および列は、現在はバイナリXMLとして格納されます。

表にCLOB形式で格納されているXMLTypeしかない場合は、データ・ポンプにより自動的にこれらの列がCLOB形式でエクスポートされるため、XML_CLOBSオプションを指定する必要はありません。表にオブジェクト・リレーショナル(スキーマベース)、バイナリまたはCLOB形式の組合せで格納されているXMLType列がある場合、デフォルトで、これらの列はデータ・ポンプにより圧縮形式でエクスポートされます。この方法を使用することをお薦めします。ただし、データを非圧縮のCLOB形式でエクスポートする必要がある場合は、XML_CLOBSオプションを使用してデフォルトの設定を上書きできます。

制限事項

  • XML_CLOBSオプションを使用するには、エクスポート時とインポート時の両方で同じXMLスキーマを使用する必要があります。

  • エクスポート・ユーティリティのDATA_OPTIONSパラメータを使用する場合は、ジョブ・バージョンを11.0.0以上に設定する必要があります。「VERSION」を参照してください。

この例では、hr.xdb_tab1表のXMLType列を、列に対して定義されているXMLTypeの格納形式に関係なく、非圧縮のCLOB形式でエクスポートするエクスポート操作を示します。

> expdp hr TABLES=hr.xdb_tab1 DIRECTORY=dpump_dir1 DUMPFILE=hr_xml.dmp
VERSION=11.2 DATA_OPTIONS=XML_CLOBS

関連項目:

XMLType表のエクスポートおよびインポートに固有の情報については、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください。