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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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警告、エラーおよび完了メッセージ

この項では、エクスポート・ユーティリティによって発行される各種のメッセージと、ログ・ファイルへのメッセージの保存方法について説明します。

ログ・ファイル

すべてのエクスポート・メッセージをログ・ファイルに保存するには、LOGパラメータを使用するか、出力をファイルにリダイレクトします(リダイレクトできるシステムの場合)。成功したアンロード、および発生している可能性があるエラーに関して、詳細な情報のログが記録されます。

警告メッセージ

エクスポート・ユーティリティは、リカバリ可能なエラーの発生後は終了しません。たとえば、表のエクスポート中にエラーが発生すると、エクスポート・ユーティリティはエラー・メッセージを表示(またはログに記録)して次の表にスキップし、処理を続行します。これらのリカバリ可能エラーは警告と呼ばれます

エクスポート・ユーティリティは、無効なオブジェクトが検出された場合も警告メッセージを表示します。

たとえば、存在しない表が表モード・エクスポートの一部として指定されても、それ以外のすべての表をエクスポートします。その後で警告メッセージを表示して、正常に終了します。

リカバリ不能なエラー・メッセージ

エラーによってはリカバリ不能で、エクスポート・セッションが終了する場合があります。通常、これらのエラーは、内部的な問題、またはメモリーなどのリソースが使用不能か不足しているなどの原因によって発生します。たとえば、catexp.sqlスクリプトが実行されない場合、エクスポート・ユーティリティは次のようなリカバリ不能メッセージを表示します。

EXP-00024: Export views not installed, please notify your DBA

完了メッセージ

エラーが発生することなくエクスポートが完了すると、その状態を示す次のようなメッセージが表示されます。

Export terminated successfully without warnings

リカバリ可能なエラーが1つ以上発生した場合に、ジョブが続行されて完了すると、次のようなメッセージが表示されます。

Export terminated successfully with warnings

リカバリ不能なメッセージが発生してジョブがすぐに終了した場合は、その状態を示す次のようなメッセージが表示されます。

Export terminated unsuccessfully