用途
ADRから外部ファイル・システムへファイルをコピーします。
パッケージ内のファイルを編集するには、ファイルを指定したディレクトリにコピーし、そのファイルを編集してから、コピーして元のパッケージに戻す必要があります。この作業は、パッケージをOracleサポート・サービスに送信する前にファイル内の機密データを削除するために行うことがあります。
構文および説明
ips copy out file source to target [overwrite]
ファイルsource
をADRの外の場所target
(フルパス名で指定)にコピーします。すでに存在するファイルを上書きする場合は、overwrite
オプションを使用します。
例
この例では、カレントのADRホームのトレース・サブディレクトリ内のファイルorcl_ora_13579.trcをローカル・フォルダにコピーします。
ips copy out file <ADR_HOME>/trace/orcl_ora_13579.trc to /home/nick/trace/orcl_ora_13579.trc
関連項目:
<ADR_HOME>
ディレクトリ構文の詳細は、「IPSコマンドでの<ADR_HOME>および<ADR_BASE>変数の使用」を参照してください
パッケージ内のファイルの一覧表示については、「IPS SHOW FILES」を参照してください