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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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ダイレクト・パス・ロード時のデータ変換

ダイレクト・パス・ロード時には、サーバー側ではなくクライアント側でデータ変換が発生します。初期化パラメータ・ファイルのNLSパラメータ(サーバー側の言語ハンドル)は使用されません。この動作を変更するには、SQL*Loaderの制御ファイルに書式マスクを指定する(初期化パラメータ・ファイルにNLSパラメータを設定することと同じ)か、または適切な環境変数を設定します。たとえば、フィールドに日付書式を指定するには、例12-1に示すとおりSQL*Loaderの制御ファイルに日付書式を設定するか、または例12-2に示すとおり環境変数NLS_DATE_FORMATを設定します。

例12-1 SQL*Loaderの制御ファイルに対する日付書式の設定

LOAD DATA
INFILE 'data.dat'
INSERT INTO TABLE emp
FIELDS TERMINATED BY "|"
(
EMPNO NUMBER(4) NOT NULL,
ENAME CHAR(10),
JOB CHAR(9),
MGR NUMBER(4),
HIREDATE DATE 'YYYYMMDD',
SAL NUMBER(7,2),
COMM NUMBER(7,2),
DEPTNO NUMBER(2)
)

例12-2 環境変数NLS_DATE_FORMATの設定

UNIXのBourneまたはKornシェルの場合:

% NLS_DATE_FORMAT='YYYYMMDD'
% export NLS_DATE_FORMAT

UNIXのcshの場合:

%setenv NLS_DATE_FORMAT='YYYYMMDD'