エクスポートおよびインポート操作時に、データ定義言語(DDL)に対して最大3回のキャラクタ・セット変換が必要です。
エクスポート・ファイルは、環境変数NLS_LANG
でユーザー・セッション用に指定されたキャラクタ・セットで書き出されます。NLS_LANG
の値が、データベースのキャラクタ・セットと異なる場合は、キャラクタ・セット変換が実行されます。
エクスポート・ファイルのキャラクタ・セットが、インポート先ユーザー・セッション用のキャラクタ・セットと異なる場合、ユーザー・セッションのキャラクタ・セットに変換されます。シングルバイト・キャラクタ・セットの場合のみにこの変換が実行されます。マルチバイト・キャラクタ・セットの場合は、インポート・ファイルのキャラクタ・セットがエクスポート・ファイルのキャラクタ・セットと同じである必要があります。
ターゲット・データベースのキャラクタ・セットが、インポート・ユーザー・セッション用のキャラクタ・セットと異なる場合、最後のキャラクタ・セット変換が実行される場合があります。
キャラクタ・セット変換によるデータの損失を最小限にするには、エクスポート・データベース、エクスポート・ユーザー・セッション、インポート・ユーザー・セッションおよびインポート・データベースのすべてにおいて、同一のキャラクタ・セットを使用するようにしてください。