Oracle Virtual Private Database(VPD)およびOracle Label Securityは、ダイレクト・パス・エクスポートの実行時には施行されません。
次のユーザーは、データベースからのデータの抽出に使用されるエクスポート・モード、アプリケーションまたはユーティリティに関係なく、Virtual Private DatabaseおよびOracle Label Security施行の対象外となります。
つまり、EXEMPT
ACCESS
POLICY
権限を付与されているどのユーザーも、VPDおよびOracle Label Securityの施行の完全な対象外となります。これは強力な権限であるため、注意して管理する必要があります。この権限は、SELECT
、INSERT
、UPDATE
、DELETE
などの従来のオブジェクト権限の施行に影響しません。これらの権限は、ユーザーにEXEMPT
ACCESS
POLICY
権限が付与されている場合も施行されます。
関連項目:
『Oracle Label Security管理者ガイド』
VPDを使用してデータ・アクセスを制御する方法の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。