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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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ダイレクト・パス・エクスポートに関するセキュリティ上の考慮点

Oracle Virtual Private Database(VPD)およびOracle Label Securityは、ダイレクト・パス・エクスポートの実行時には施行されません。

次のユーザーは、データベースからのデータの抽出に使用されるエクスポート・モード、アプリケーションまたはユーティリティに関係なく、Virtual Private DatabaseおよびOracle Label Security施行の対象外となります。

つまり、EXEMPT ACCESS POLICY権限を付与されているどのユーザーも、VPDおよびOracle Label Securityの施行の完全な対象外となります。これは強力な権限であるため、注意して管理する必要があります。この権限は、SELECTINSERTUPDATEDELETEなどの従来のオブジェクト権限の施行に影響しません。これらの権限は、ユーザーにEXEMPT ACCESS POLICY権限が付与されている場合も施行されます。

関連項目: