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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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COMPRESSION

デフォルト: METADATA_ONLY

用途

ダンプ・ファイル・セットに書き込む前に圧縮するデータを指定します。

構文および説明

COMPRESSION=[ALL | DATA_ONLY | METADATA_ONLY | NONE]
  • ALLを指定すると、エクスポート操作全体について圧縮が有効になります。ALLオプションでは、Oracle Advanced Compressionオプションを有効にする必要があります。

  • DATA_ONLYを指定すると、すべてのデータが圧縮形式でダンプ・ファイルに書き込まれます。DATA_ONLYオプションでは、Oracle Advanced Compressionオプションを有効にする必要があります。

  • METADATA_ONLYを指定すると、すべてのメタデータが圧縮形式でダンプ・ファイルに書き込まれます。これはデフォルトです。

  • NONEを指定すると、エクスポート操作全体について圧縮が無効になります。

制限事項

  • これらすべての圧縮オプションを使用するには、COMPATIBLE初期化パラメータを11.0.0以上に設定する必要があります。

  • METADATA_ONLYオプションは、たとえCOMPATIBLE初期化パラメータが10.2に設定されていても使用できます。

  • ALLまたはDATA_ONLYを使用したデータ圧縮は、Oracle Database 11g以上のEnterprise Editionでのみ有効で、Oracle Advanced Compressionオプションを有効にする必要があります。

次に、COMPRESSIONパラメータの使用例を示します。

> expdp hr DIRECTORY=dpump_dir1 DUMPFILE=hr_comp.dmp COMPRESSION=METADATA_ONLY

このコマンドは、スキーマ・モードのエクスポートを実行し、すべてのメタデータを圧縮してからダンプ・ファイルhr_comp.dmpに書き出します。エクスポート・モードが指定されていないため、デフォルトでスキーマ・モードのエクスポートになります。

関連項目:

Oracle Advanced Compressionオプションのライセンス要件の詳細は、『Oracle Databaseライセンス情報』を参照してください。