デフォルト: デフォルト値は設定されていません。
用途
構文および説明
FLASHBACK_SCN=scn_value
エクスポート操作は、指定したSCNまでの一貫性のあるデータを使用して実行されます。NETWORK_LINK
パラメータが指定されている場合、SCNはソース・データベースのSCNを示します。
制限事項
FLASHBACK_SCN
およびFLASHBACK_TIME
は、相互に排他的なパラメータです。
FLASHBACK_SCN
パラメータは、Oracle Databaseのフラッシュバック問合せ機能にのみ関係します。フラッシュバック・データベース、フラッシュバック削除およびフラッシュバック・データ・アーカイブには適用できません。
例
次の例では、384632
というSCN値が存在するとします。この例では、hr
スキーマをSCN 384632までエクスポートします。
> expdp hr DIRECTORY=dpump_dir1 DUMPFILE=hr_scn.dmp FLASHBACK_SCN=384632
注意:
ロジカル・スタンバイ・システムにおいてロジカル・スタンバイのプライマリへのアクセスにネットワーク・リンクを使用する場合は、ロジカル・スタンバイによってSCNが選択されるため、FLASHBACK_SCN
パラメータは無視されます。ロジカル・スタンバイ・データベースの詳細は、『Oracle Data Guard概要および管理』を参照してください。