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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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FLASHBACK_SCN

デフォルト: デフォルト値は設定されていません。

用途

エクスポートで使用されるシステム変更番号(SCN)を指定して、フラッシュバック問合せユーティリティを使用可能にします。

構文および説明

FLASHBACK_SCN=scn_value

エクスポート操作は、指定したSCNまでの一貫性のあるデータを使用して実行されます。NETWORK_LINKパラメータが指定されている場合、SCNはソース・データベースのSCNを示します。

制限事項

  • FLASHBACK_SCNおよびFLASHBACK_TIMEは、相互に排他的なパラメータです。

  • FLASHBACK_SCNパラメータは、Oracle Databaseのフラッシュバック問合せ機能にのみ関係します。フラッシュバック・データベース、フラッシュバック削除およびフラッシュバック・データ・アーカイブには適用できません。

次の例では、384632 というSCN値が存在するとします。この例では、hrスキーマをSCN 384632までエクスポートします。

> expdp hr DIRECTORY=dpump_dir1 DUMPFILE=hr_scn.dmp FLASHBACK_SCN=384632

注意:

ロジカル・スタンバイ・システムにおいてロジカル・スタンバイのプライマリへのアクセスにネットワーク・リンクを使用する場合は、ロジカル・スタンバイによってSCNが選択されるため、FLASHBACK_SCNパラメータは無視されます。ロジカル・スタンバイ・データベースの詳細は、『Oracle Data Guard概要および管理』を参照してください。