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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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終了コードによる結果の検査と表示

Oracle SQL*Loaderでは、SQL*Loaderの完了後、すぐに実行結果を確認できます。SQL*Loaderでは、実行結果をログ・ファイルに記録するのみでなく、プロセス終了コードでレポートすることもできます。。このOracle SQL*Loaderの機能によって、コマンドラインやスクリプトからSQL*Loaderを起動したときにもその結果を確認できます。表8-1に、様々な結果の終了コードを示します。

表8-1 SQL*Loaderの終了コード

結果 終了コード

すべての列が正常にロードされた

EX_SUCC

すべての行または一部の行が拒否された

EX_WARN

すべての行または一部の行が廃棄された

EX_WARN

ロードが中断された

EX_WARN

コマンドラインまたは構文エラー

EX_FAIL

SQL*Loaderに対してリカバリ不能なOracleエラー

EX_FAIL

OS関連エラー(ファイルのオープン/クローズ、mallocなど)

EX_FTL

LinuxおよびUNIXオペレーティング・システムでは、終了コードは次のとおりです。

EX_SUCC 0
EX_FAIL 1
EX_WARN 2
EX_FTL  3

Windowsオペレーティング・システムでは、終了コードは次のとおりです。

EX_SUCC 0
EX_FAIL 1
EX_WARN 2
EX_FTL  4

SQL*Loaderが0(ゼロ)以外の終了コードを返した場合、システム・ログ・ファイルおよびSQL*Loaderログ・ファイルで、詳細な診断情報を確認してください。

UNIXでは、シェルの終了コードを調べてロード結果を確認できます。