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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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ハッシュ・パーティション表の作成

次の例では、ハッシュ・パーティション表を作成します。パーティション化列はidで、4つのパーティションが作成されてシステム生成の名前が割り当てられます。4つのパーティションは、名前の付けられた4つの表領域(gear1gear2gear3gear4)に配置されます。

CREATE TABLE scubagear
     (id NUMBER,
      name VARCHAR2 (60))
   PARTITION BY HASH (id)
   PARTITIONS 4 
   STORE IN (gear1, gear2, gear3, gear4);

次の例では、ハッシュ・パーティション表を作成する場合のパーティション数が指定されていますが、システム生成の名前が割り当てられ、表のデフォルトの表領域に格納されます。

CREATE TABLE departments_hash (department_id NUMBER(4) NOT NULL, 
             department_name VARCHAR2(30))
     PARTITION BY HASH(department_id) PARTITIONS 16;

次の例では、個々のパーティション名、およびそれらのパーティションを配置する表領域が指定されています。各ハッシュ・パーティション(セグメント)の初期エクステント・サイズも表レベルで明示的に指定されており、すべてのパーティションでこの属性が継承されます。

CREATE TABLE departments_hash (department_id NUMBER(4) NOT NULL, 
             department_name VARCHAR2(30))
     STORAGE (INITIAL 10K)
     PARTITION BY HASH(department_id)
       (PARTITION p1 TABLESPACE ts1, PARTITION p2 TABLESPACE ts2,
        PARTITION p3 TABLESPACE ts1, PARTITION p4 TABLESPACE ts3);

この表にローカル索引を作成すると、データベースにより、基礎となる表と同一レベル・パーティション化されるように索引が作成されます。また、基礎となる表でメンテナンス操作が実行された場合には、データベースにより自動的に索引がメンテナンスされます。次に、表にローカル索引を作成する例を示します。

CREATE INDEX loc_dept_ix ON departments_hash(department_id) LOCAL;

オプションで、ハッシュ・パーティションおよびローカル索引パーティションが格納される表領域に名前を付けることができますが、そうしない場合、データベースでは対応する基礎となるパーティションの名前が索引パーティション名として使用され、索引パーティションは表パーティションと同じ表領域に格納されます。

詳細は、「キー列に対するパーティション化の指定」を参照してください。