Oracle Database Resource Managerを使用して、特定のコンシューマ・グループに対する並列度を制限できます。Oracle Database Resource Managerを使用して、リソース・プランでパラレル文セッションをそれぞれ特定の並列度制限を持つ異なるコンシューマ・グループにマップできます。
コンシューマ・グループの並列度制限を管理するには、DBMS_RESOURCE_MANAGER
パッケージでCREATE_PLAN_DIRECTIVE
プロシージャのparallel_degree_limit_p1
パラメータを使用するか、DBMS_RESOURCE_MANAGER
パッケージでUPDATE_PLAN_DIRECTIVE
プロシージャのnew_parallel_degree_limit_p1
パラメータを使用します。parallel_degree_limit_p1
およびnew_parallel_degree_limit_p1
パラメータは、任意の操作について並列度の制限を指定します。
たとえば、コンシューマ・グループPQ_HIGH、PQ_MEDIUMおよびPQ_LOWを作成し、優先順位に基づいてパラレル文セッションをこれらのコンシューマ・グループにマップします。それから並列度の制限を指定するリソース・プランを作成し、PQ_HIGHの制限値を16、PQ_MEDIUMの制限値を8、PQ_LOWの制限値を2に設定します。
PARALLEL_DEGREE_POLICY
がAUTO
に設定されていない場合でも、並列度の制限が強制されます。