索引構成表では、レンジ、リストまたはハッシュ・パーティション化メソッドを使用できます。パーティション索引構成表を作成する際のセマンティックは、通常の表のセマンティックに似ていますが、次のような違いがあります。
表の作成時に、ORGANIZATION INDEX
句、および必要に応じてINCLUDING
とOVERFLOW
句を指定します。
PARTITION
句にOVERFLOW
副次句を指定できます。この副次句を使用すると、オーバーフロー・セグメントの属性をパーティション・レベルで指定できます。
OVERFLOW
句を指定すると、オーバーフロー・データ・セグメント自体が主キー索引セグメントと同一レベル・パーティション化されます。このため、オーバーフローを含むパーティション索引構成表では、各パーティションに索引セグメントおよびオーバーフロー・データ・セグメントがあります。
索引構成表では、一連のパーティション化列は主キー列のサブセットである必要があります。索引構成表の行は表の主キー索引に格納されるため、パーティション化の基準は可用性に影響します。主キーのサブセットになるパーティション化キーを選択することにより、挿入操作では単一パーティションの主キーの一意性のみを検証すればよくなるため、パーティションの独立性が保たれます。
索引構成表の2次索引のサポートは、通常の表のサポートに似ています。2次索引の論理的な特性のため、通常の表ではUNUSABLE
とマークされるような特定の操作に、索引構成表のグローバル索引を使用できます。詳細は、「パーティション表および索引のメンテナンス操作を参照してください。
この項の内容は次のとおりです。
関連項目:
索引構成表の管理の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
索引構成表の詳細は、『Oracle Database概要』を参照してください。