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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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リスト・パーティション化を使用する場合

リスト・パーティション化を使用する必要があるのは、特に、離散値に基づいて行をパーティションにマップする場合です。例3-7では、オレゴン州とワシントン州のすべての顧客が1つのパーティションに格納され、他の州の顧客はその他のパーティションに格納されているとします。地域ごとに顧客の取引を分析する顧客口座担当者は、パーティション・プルーニングを利用できます。

レンジ・パーティション化やハッシュ・パーティション化とは異なり、リスト・パーティション化では複数列のパーティション化キーはサポートされません。表がリスト・パーティション化される場合、パーティション化キーに使用できるのは表の1列のみです。

例3-7 リスト・パーティション化による表の作成

CREATE TABLE accounts
( id             NUMBER
, account_number NUMBER
, customer_id    NUMBER
, branch_id      NUMBER
, region         VARCHAR(2)
, status         VARCHAR2(1)
)
PARTITION BY LIST (region)
( PARTITION p_northwest VALUES ('OR', 'WA')
, PARTITION p_southwest VALUES ('AZ', 'UT', 'NM')
, PARTITION p_northeast VALUES ('NY', 'VM', 'NJ')
, PARTITION p_southeast VALUES ('FL', 'GA')
, PARTITION p_northcentral VALUES ('SD', 'WI')
, PARTITION p_southcentral VALUES ('OK', 'TX')
);