リスト・パーティション化を使用する必要があるのは、特に、離散値に基づいて行をパーティションにマップする場合です。例3-7では、オレゴン州とワシントン州のすべての顧客が1つのパーティションに格納され、他の州の顧客はその他のパーティションに格納されているとします。地域ごとに顧客の取引を分析する顧客口座担当者は、パーティション・プルーニングを利用できます。
レンジ・パーティション化やハッシュ・パーティション化とは異なり、リスト・パーティション化では複数列のパーティション化キーはサポートされません。表がリスト・パーティション化される場合、パーティション化キーに使用できるのは表の1列のみです。
例3-7 リスト・パーティション化による表の作成
CREATE TABLE accounts ( id NUMBER , account_number NUMBER , customer_id NUMBER , branch_id NUMBER , region VARCHAR(2) , status VARCHAR2(1) ) PARTITION BY LIST (region) ( PARTITION p_northwest VALUES ('OR', 'WA') , PARTITION p_southwest VALUES ('AZ', 'UT', 'NM') , PARTITION p_northeast VALUES ('NY', 'VM', 'NJ') , PARTITION p_southeast VALUES ('FL', 'GA') , PARTITION p_northcentral VALUES ('SD', 'WI') , PARTITION p_southcentral VALUES ('OK', 'TX') );