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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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時間隔パーティション表へのパーティションの追加

時間隔パーティション表には、明示的にパーティションを追加できません。ある時間隔のデータが挿入されると、データベースによってその時間隔のパーティションが自動的に作成されます。

ただし、データ・ディクショナリのマテリアライズ化されていない時間隔パーティション表のパーティションの交換、つまり時間隔定義を超えてデータ・ディクショナリの明示的なエントリを持つ場合、ALTER TABLE LOCK PARTITIONコマンドを使用して、パーティションを手動でマテリアライズ化する必要があります。

後続のパーティションの時間隔を変更するには、ALTER TABLE文のSET INTERVAL句を使用します。この句により、すべてのマテリアライズ化された時間隔パーティションの現在の上限値を超えるパーティションの時間隔が変更されます。時間隔パーティション表のすべての将来のパーティションは、INTERVAL句で事前に定義されます。副次的作用として、時間隔パーティション表にはMAXVALUESの表記がありません。

既存のレンジ・パーティションまたはレンジ - *コンポジット・パーティション表を、時間隔または時間隔 - *パーティション表に移行するには、SET INTERVAL句も使用します。後続の時間隔パーティションの作成を無効化し、効率的にレンジ・パーティション表に戻すには、SET INTERVAL句に空の値を使用します。作成された時間隔パーティションは、現在の上限値を使用してレンジ・パーティションに変換されます。

日付レンジの時間隔を増加するには、新しい時間隔の関連する上限値を指定していることを確認する必要があります。たとえば、1日単位の時間隔パーティション表トランザクションの時間隔パーティションの上限値が2007年1月30日で、月単位の時間隔パーティションに変更する場合、次の文ではエラーが発生します。

ALTER TABLE transactions SET INTERVAL (NUMTOYMINTERVAL(1,'MONTH');

ORA-14767: Cannot specify this interval with existing high bounds

月単位の時間隔に正常に変更するには、上限値が2007年2月1日の日付単位の別のパーティションを作成する必要があります。

LOCK TABLE transactions PARTITION FOR(TO_DATE('31-JAN-2007','dd-MON-yyyy') 
   IN SHARE MODE;

ALTER TABLE transactions SET INTERVAL (NUMTOYMINTERVAL(1,'MONTH');

時間隔パーティション表の下位パーティションはレンジ・パーティションです。時間隔パーティション表のレンジ部分にさらにパーティションを追加するには、レンジ・パーティションを分割します。

transactions表の時間隔パーティション化を無効化するには、次の文を使用します。

ALTER TABLE transactions SET INTERVAL ();