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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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コンポジット* - ハッシュ・パーティション表へのパーティションの追加について

パーティションは、パーティション・レベルとハッシュ・サブパーティション・レベルの両方で追加できます。

* - ハッシュ・パーティション表へのパーティションの追加

[レンジ | リスト | 時間隔] - ハッシュ・パーティション表への新しいパーティションの追加は、すでに説明されている内容と同様です。時間隔 - ハッシュ・パーティション表の場合、時間隔パーティションは自動的に作成されます。指定した数のサブパーティションを追加できるSUBPARTITIONS句を指定することも、特定のサブパーティションに名前を付けるSUBPARTITION句を指定することも可能です。SUBPARTITIONSまたはSUBPARTITION句が指定されていない場合、パーティションはサブパーティションの表レベルのデフォルトを継承します。時間隔 - ハッシュ・パーティション表の場合、マテリアライズ化されたレンジまたは時間隔パーティションに追加できるのはサブパーティションのみです。

この例では、2000年の第1四半期のデータが移入されるレンジ・パーティション q1_2000を、レンジ - ハッシュ・パーティション表salesに追加しています。表領域tbs5に格納される8つのサブパーティションがあります。サブパーティションを、表圧縮を使用するように明示的に設定することはできません。サブパーティションはパーティション・レベルから圧縮属性を継承し、この例では圧縮された形式で格納されます。

ALTER TABLE sales ADD PARTITION q1_2000
      VALUES LESS THAN (2000, 04, 01) COMPRESS
      SUBPARTITIONS 8 STORE IN tbs5;

* - ハッシュ・パーティション表へのサブパーティションの追加

ハッシュ・サブパーティションを[レンジ | リスト | 時間隔] - ハッシュ・パーティション表に追加するには、ALTER TABLE文のMODIFY PARTITION ADD SUBPARTITION句を使用します。新しく追加されたサブパーティションには、同じパーティションのその他のサブパーティションから再度ハッシュされた行が、ハッシュ関数で決定されたとおりに移入されます。時間隔 - ハッシュ・パーティション表の場合、マテリアライズ化されたレンジまたは時間隔パーティションに追加できるのはサブパーティションのみです。

次の例では、表divingのレンジ・パーティションlocations_usに、表領域us1に格納される新しいハッシュ・サブパーティションus_loc5が追加されています。

ALTER TABLE diving MODIFY PARTITION locations_us
      ADD SUBPARTITION us_locs5 TABLESPACE us1;

UPDATE INDEXESを指定しない場合は、追加および再度ハッシュされたサブパーティションに対応する索引サブパーティションを再作成する必要があります。