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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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並列度

SELECTまたはINSERT操作をパラレル化する決定が行われた後は、文全体のDOPを決めるために、INSERTヒント・ディレクティブ、セッション、挿入対象表のパラレル宣言指定、最大問合せディレクティブという優先順位のルールを使用して、1つのパラレル・ディレクティブが選択されます。

ここで、最大問合せディレクティブは、複数の表と索引のうちDOPが最大の表または索引によって問合せ操作の並列処理が決まることを意味します。

例8-6では、選択されたパラレル・ディレクティブがSELECT操作とINSERT操作の両方に適用されます。INSERT文のPARALLELヒントでDOPに2が指定され、SELECT文のPARALLELヒントでDOPに4が指定されます。

例8-6 パラレル化: 例3

INSERT /*+ PARALLEL(tbl_ins,2) */ INTO tbl_ins
SELECT /*+ PARALLEL(tbl_sel,4) */ * FROM tbl_sel;