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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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パーティション表

LONGまたはLONG RAWデータ型の列を含む表を除き、任意の表を最大100万の別々のパーティションにパーティション化できます。ただし、使用できるのはCLOBまたはBLOBデータ型の列を含む表です。

この項の内容は次のとおりです。

注意:

ディスク使用率およびメモリー使用量(特にバッファ・キャッシュ)を低減するために、表およびパーティション表のパーティションをデータベース内に圧縮形式で保存できます。多くの場合、これにより、読取り専用操作がさらにスケールアップされます。表の圧縮も、問合せ実行の高速化につながります。ただし、CPUオーバーヘッドに多少コストがかかります。

関連項目:

表の管理のガイドラインの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

表をパーティション化するタイミング

次に、表のパーティション化を検討する状況に関する推奨事項を示します。

  • 2GBを超える表。

    これらの表は、常にパーティション化の候補として考慮する必要があります。

  • 新規データが最新のパーティションに追加される、履歴データを含む表。

    典型的な例は、現在の月のデータのみが更新可能で、残りの11か月分は読取り専用の履歴表です。

  • コンテンツを種類の異なるストレージ・デバイスに分散する必要がある表。

索引をパーティション化するタイミング

次に、索引のパーティション化を検討するタイミングに関する推奨事項を示します。

  • データが削除される場合、索引メンテナンスを回避します。

  • 索引全体を無効化せずにデータの一部でメンテナンスを実行する場合。

  • 値が増え続ける列の索引が原因で発生する索引の誤差の影響を軽減する場合。