Oracle Databaseではbigfile表領域を作成できます。bigfile表領域は、最大128TBの1つのデータファイルまたは一時ファイルで構成されます。bigfile表領域を使用すると、データベースのデータファイル数を大幅に削減できます。Oracle Databaseでは、1つのデータファイルに対するRMANのバックアップとリストアのパラレル実行をサポートします。
関連項目:
『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』
結果として、bigfile表領域の使用にデメリットはありません。データファイルや一時ファイルの数を大幅に削減するために、bigfile表領域の使用を選択できます。
ファイルの割当てはシリアル・プロセスで行われます。表および自動拡張可能データファイルの自動割当てを使用すると、bigfile表領域を使用するかどうかにかかわらず、ファイルの拡張に時間がかかるため大きなデータのロードが影響を受けることがあります。ただし、データファイルを事前に割り当てて、複数データファイルを使用する場合は、複数のプロセスを生成してデータファイルを同時に追加することができます。