プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

パラレルDMLのヒント2: ダイレクト・パスINSERT

パラレル挿入操作では追加モードはデフォルトです。つまり、データは必ず表に割り当てられる新しいブロックに挿入されます。このため、APPENDヒントはオプションです。追加モードは、INSERT操作の速度を速める場合には使用しますが、領域の使用率の最適化が必要な場合は使用しないでください。NOAPPENDを使用すると追加モードを上書きできます。

APPENDヒントは、シリアルとパラレル両方の挿入操作に適用されます。このヒントを使用すると、シリアル挿入の処理時間も短縮されます。ただし、APPENDは多くの領域を使用する必要があり、ロックのオーバーヘッドも増加します。

NOLOGGINGAPPENDを一緒に使用すると、プロセスはさらに速くなります。NOLOGGINGは操作のREDOログが生成されないことを意味します。NOLOGGINGはデフォルトではありません。パフォーマンスを最適化するときに使用します。表またはパーティションのリカバリが必要となる通常の場合には使用しないでください。リカバリが必要な場合は、操作の直後にバックアップを取得するようにします。ALTER TABLE [NO]LOGGING文を使用して、適切な値を設定します。