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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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管理性のためのパーティション化

パーティション化により、表および索引をより細かく管理しやすい単位にパーティション化できるため、データベース管理者は分断攻略法でデータを管理できます。パーティション化を使用すると、表の特定の部分に集中してメンテナンス操作を実行できます。たとえば、表全体ではなく表の単一のパーティションをバックアップできます。データベース・オブジェクト全体にメンテナンス操作を実行する場合には、それらの操作をパーティションごとに実行できるため、メンテナンス・プロセスをさらに管理しやすい単位に分割できます。

管理性を向上させるための一般的なパーティション化の使用方法は、データ・ウェアハウスでローリングウィンドウ・ロード・プロセスをサポートすることです。新規データを週単位で表にロードするとします。各パーティションに1週間分のデータが保存されるように、その表をパーティション化できます。ロード・プロセスは、パーティション交換ロードを使用した、単純な新規パーティションの追加です。その他のパーティションを変更する必要がないため、単一のパーティションの追加は、表全体を変更するよりはるかに効率的です。