プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

空き領域とパラレルDDL

索引と表をパラレルで作成するとき、各パラレル実行サーバーが新しいエクステントを割り当て、エクステントに表または索引のデータを格納します。したがって、DOPを4として索引を作成する場合、索引には最初の時点で少なくとも4つのエクステントがあります。このエクステントの割当ては、パラレルでの索引再構築の場合や、パラレルでのパーティションの移動、分割または再構築の場合と同様に行われます。

シリアル操作では、スキーマ・オブジェクトに少なくとも1つのエクステントが必要です。パラレル作成では、表または索引に、スキーマ・オブジェクトを作成するパラレル実行サーバーと同数のエクステントがあることが必要です。

表または索引をパラレルで作成するとき、空き領域が作成されることがあります。これは、パラレル実行サーバーで使用される一時セグメントが、行の格納に必要なサイズよりも大きい場合に発生します。

たとえば、CREATE TABLE AS SELECT文でDOPを3と指定したが、表領域には1つしかデータファイルがない場合、図8-5に示すように内部断片化が発生することがあります。データファイルの内部表エクステント内の空き領域を他の空き領域と結合して、エクステントとして割り当てることはできません。

関連項目:

パラレルでの表および索引作成の詳細は、Oracle Database SQLチューニング・ガイドを参照してください

図8-5 使用できない空き領域(内部断片化)

図8-5の説明が続きます
「図8-5 使用できない空き領域(内部断片化)」の説明