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Oracle® Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71291-10
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仮想列ベースのパーティション化の使用

パーティション化では、仮想列を任意の正規列として使用できます。仮想列を使用する場合、時間隔パーティション化およびコンポジット・パーティション化のすべての組合せを含み、パーティション・メソッドがすべてサポートされます。パーティション化列として使用する仮想列では、PL/SQLファンクションへのコールは使用できません。

関連項目:

仮想列を作成する構文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。

例4-20では、サブパーティション化キーに仮想列を使用して、レンジ - レンジでパーティション化されたsales表を示します。仮想列では、amount_soldquantity_soldを掛けて販売の合計値が計算されます。

この例で示されているように、仮想列では行移動もサポートされています。行移動が有効化されている場合、仮想列が別のパーティションに属する値に評価されると、行はあるパーティションから別のパーティションに移行されます。

例4-20 サブパーティション化キーに仮想列を使用した表の作成

CREATE TABLE sales
  ( prod_id       NUMBER(6) NOT NULL
  , cust_id       NUMBER NOT NULL
  , time_id       DATE NOT NULL
  , channel_id    CHAR(1) NOT NULL
  , promo_id      NUMBER(6) NOT NULL
  , quantity_sold NUMBER(3) NOT NULL
  , amount_sold   NUMBER(10,2) NOT NULL
  , total_amount AS (quantity_sold * amount_sold)
  )
 PARTITION BY RANGE (time_id) INTERVAL (NUMTOYMINTERVAL(1,'MONTH'))
 SUBPARTITION BY RANGE(total_amount)
 SUBPARTITION TEMPLATE
   ( SUBPARTITION p_small VALUES LESS THAN (1000)
   , SUBPARTITION p_medium VALUES LESS THAN (5000)
   , SUBPARTITION p_large VALUES LESS THAN (10000)
   , SUBPARTITION p_extreme VALUES LESS THAN (MAXVALUE)
   )
 (PARTITION sales_before_2007 VALUES LESS THAN
        (TO_DATE('01-JAN-2007','dd-MON-yyyy'))
)
ENABLE ROW MOVEMENT
PARALLEL NOLOGGING;